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2014年「宮城オープンゴルフトーナメント」
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プロアマチャリティ表彰式の風景
地元プロと被災ジュニアを応援、被災ゴルファーを元気にしよう!
宮城オープンゴルフトーナメントでプロとアマが楽しくプレー

 「宮城オープンゴルフトーナメント2014」が5月6日(火)〜7日(水)の2日間、宮城県黒川郡大郷町のおおさとゴルフ倶楽部で開かれました。大会初日・5月6日(火)は「おらほのプロを応援しよう、被災した東北のジュニアゴルファーを応援しよう、被災した東北のゴルファーに元気を与えよう」という趣旨で、プロとアマがプレーするプロアマチャリティー大会。プロのレッスンを受けながら充実した1日を過ごしました。

 2日目・5月7日(水)はプロを中心に、アマ、高校生によるスラッチ競技の「宮城オープンゴルフトーナメント」を開催。3回目の今年は2日間とも春の爽やかな好天に恵まれ、コンディションも上々。絶好のゴルフ日和の中、素晴らしいゴルフトーナメントになりました。


アマの部優勝の小野寺さん
【初日・5月6日(火)】 プロアマチャリティ大会のアマ優勝は小野寺謙二さん

 初日のプロアマチャリティーゴルフ大会は、アマ3人にプロ1人が同伴してラウンドレッスンを行う試合形式で、アマ56人、プロ19人、合計75人が参加。アマは新ペリア方式、ダブルパーカットで18ホールストロークプレーを楽しみました。

 競技の結果、アマは小野寺謙二さんが38、38、76(6.0)70.0で優勝しました。3、10、16番で3バーディを奪うナイスゴルフ。勝因は「同伴のメンバーに恵まれました。横山嵩プロの指導も良かった」。クラブではパターが好調で「ロングパットが入った」のがスコアメイクにつながったと喜んでいました。

 ゴルフ歴6年、石巻で飲食業を営む47歳。ゴルフを始めて2年半で70台をマーク。ベストスコアは72。身長178センチのすらりとした体型。中学時代に野球をしていた以外は、特にスポーツをしていなかったというが、ゴルフとの相性はいいようです。本大会は初めての参加。「いい大会ですね。プロとラウンドできるのが魅力です。アマがプロとラウンドすることはなかなかできないですから」と感想を話していました。


プロの部優勝の小川プロ
プロの部は小川拓哉プロが2アンダー70で優勝

 プロの部は小川拓哉が37、33、70でホールアウト。同じく70の今野忠廣、天野克彦と並びましたが、マッチングスコアカード方式で小川の優勝が決まりました。「仕事と重なったが、そちらをずらして参加したら優勝できました。運も良かった」と笑っていました。

 アウトは3番パー5の第2打をスプーンで12〜3メートルにつけてイーグルを奪いました。しかし、次の4番パー4でOBのダブルボギー。7番パー4でも3パットのボギーを叩きました。「ショットは良かったが、前半は落ち着きがなく苛々した感じで、スコアがまとまらなかった」。インに入って復調。ほとんどがバーディチャンスで、3番からは3連続バーディを決めました。結局、インはノーボギーの33をマークし、2アンダーの70にまとめました。

 小川プロは宮城県出身の42歳。ジュニア時代から頭角を現し、東北ジュニア選手権、東北アマ選手権優勝など東北のゴルフ界を代表するアマ選手でした。平成3年(1991)プロテスト合格後はレギュラーツアー、チャレンジトーナメントなどで活躍しました。現在は仙台市泉区加茂1丁目の屋内ゴルフ施設「プロフェッショナルアドバンスゴルフ」のコーチとして、豊富なツアー経験を生かしたレッスンを担当しています。「もうトーナメントに出ることはありませんが、実戦で経験したことをアマの皆さんに教えることが今の仕事です」と意欲を見せていました。

和気あいあいの表彰式来年の協賛金・協賛品提供のお願いも


プロアマチャリティ表彰式の風景
 プレー終了後、宮城オープンゴルフトーナメント事務局長・武田満さんの軽妙な司会で、表彰式が行われました。冒頭、昨年に続いて参加したタケ小山(小山武明)プロが紹介されました。タケ小山プロはTBS系列のテレビ番組「サンデーモーニング」のゴルフ解説などで、“屋根裏のプロゴルファー"として親しまれています。今年の4月29日付で新書版の「セルフマネジメント」(マイナビ)を出版。サイン入りの本が賞品として2名の方に贈られました。続いて、アマゴルファーの参考に、地元の長谷川崇プロが試合前の準備について、日頃実践していることを語りました。

 また、武田事務局長から宮城オープンゴルフトーナメントを支援する協賛金、協賛品の募集について説明がありました。事務局では来年も「トーナメント」と「プロアマ大会」を開催する予定で、今年以上の大会開催を目指していきます。具体的には(1)プロの賞金を増やしたい(2)アマの賞品も多彩にしたい(3)アマの参加費を安くしたい(4)参加費無料の学生の参加を増やしたい(プレー代各自負担)というものです。協賛金は1口10,000円、領収書を発行します。「協賛の会」を立ち上げ、プロを交えての交流会(ゴルフ)を行うのも夢です。

 この後、和気あいあいの表彰式が行われました。ニアピン、ドラコンのアトラクション表彰から始まり、下位から上位への順で表彰を盛り上げました。プロ優勝の小川拓哉プロ、アマ優勝の小野寺謙二さんがそれぞれの優勝の喜びを語りました。参加者の皆さんはプロとラウンドしながら、レッスンを受けたことがプラスになったと話していました。なお、大会収益金の中から、チャリティ基金として被災したジュニア育成のため、東北ゴルフ連盟に寄付することにしています。

アマ3位の佐藤さん
プロ2位の今野プロ
プロ3位の天野プロ
豪華賞品にニッコリ!
タケ小山プロの著書が当選した2名の方
スタッフの皆さんで記念写真

【2日目・5月7日(水)】 宮城オープンゴルフトーナメントは依田利之が69で優勝


初優勝を飾った依田プロ
 2日目の宮城オープンゴルフトーナメントはプロ27人、アマ11人、学生(高校生)6人の合計44人が参加して、午前7時28分スタート。18ホールストロークプレーを行いました。その結果、依田利之がほとんどのホールでパーオンする好調なゴルフを展開。アウトはスコアカード通りの36で折り返すと、インの10番パー4で第2打の残り110ヤードを52度で6メートルに2オン、上りのスライスラインを沈めてバーディ。17番ロングでは残り250ヤードを3メートルに寄せてナイスイーグルを奪いました。18番パー4は15メートルに2オン。上からのパットはショートして3メートルを残しましたが、これを沈めてパーをセーブ。ノーボギーの3アンダー69で2位に2打差をつけて快勝しました。

 「ノーボギーで回れたのが良かった。昨日のプロアマチャリティでは後半崩れたので、グリーンに乗せて2パットで収めるゴルフを心掛けました」。昭和59年(1984)6月18日生まれの29歳。東北高校から東北福祉大を卒業。高校時代は宮里藍の1年先輩。大学では佐伯三貴と同期、1年後輩に池田勇太がいました。現在は花の杜ゴルフクラブの研修生。QTからチャレンジトーナメントに出場したこともありますが、予選通過しても目立った成績は残していません。最近はQTの3次予選で落選するケースが続いていました。

 しかし、今年はプロテストに初めて挑戦しようと決意を固めているだけに、この大会の初出場初優勝は励みになったようです。「岩手県オープンや秋田テレビ・南秋田チャレンジトーナメントにも出場できるように頑張りたい」と欲も出てきました。得意なクラブはドライバーで、飛距離は290ヤード。クラブとボールはタイトリストを使用しています。このトーナメントについて「こういう試合があれば、自分たちにはありがたい。出場機会が増えるのはいいですね」と評価していました。  


ローアマに輝いた山路選手
ローアマは山路幹が72で獲得

 東北高校3年の山路幹(17歳)が36、36、72でローアマを獲得しました。アウトは1番でボギー、5番で池に入れてダブルボギーを叩きましたが、3、8、9番で3バーディを奪い36。インは13番でバーディ、15番ボギーの36にまとめました。「ドライバーが真っすぐに飛んでくれました。練習ラウンドなしの初めて回るコースだったので、かえってそれが良かったと思います」と喜んでいました。5月4日、仙台CCで開かれた第19回宮城県ジュニア選手権の男子15〜17歳の部で69をマークして初優勝。「ドライバーとパターの調子がいいです」と連続優勝に手応えをつかんだようです。東北ジュニア選手権は2位が最高の成績。「今年はなんとか優勝したいです」と目標を新たに設定しました。

 ゴルフを始めたのは小学3年の時。兄と一緒に始めたのがきっかけです。大学進学志望で東北福祉大ゴルフ部に憧れているそうです。得意なクラブはドライバーとパター。ドライバーの飛距離は270〜280ヤード。ドライバーもボールもダンロップのスリクソン。このトーナメントについては「プロと一緒にプレーして、小技がうまいと思いました。自分とは違っていました。今後、近づけるように頑張ります」と課題を話していました。無限の可能性を持つ17歳の将来が楽しみです。  


渡邉委員長が挨拶
解説者のタケ小山プロは2位、表彰式で渡邉馨競技委員長が挨拶

 表彰式は武田満事務局長の司会で始まり、渡邉馨おおさとゴルフ倶楽部競技委員長が挨拶しました。大会が無事終了したことを感謝した後、「この宮城オープンゴルフトーナメントは、武田さんが被災したゴルファーに元気を与えようと、プロアマ戦をやりたいということから始まりました。1年目の成功の後、それをトーナメントにつなげようと皆さんの協力をいただいて昨年開催しました。これからも長く続けていきたいと思います。最後までご協力をいただいた競技委員、アコーディアグループのスタッフのご協力に感謝しています」と述べました。


2位のタケ小山プロ
 ローアマの山路幹選手を表彰した後、優勝の依田利之プロに優勝杯と賞金30万円、芳醇な下北ワインを贈りました。依田プロは優勝スピーチで「いい自信になると思います。これからも出場させていただければ頑張りたい。こういう試合が仙台、東北で多くなればと思います」。

 2位はタケ小山プロで賞金15万円を獲得しました。準優勝でしたが、ちょっと残念そうでした。「東京から来ているから、もう少し稼いで帰りたかった」と笑っていました。アウトは4バーディを奪い32。14番パー4でバーディを奪い、5アンダーまでスコアを伸ばしましたが、17番ボギー、18番ダブルボギーなど終盤に崩れてイン39の1アンダー71。地元の相沢敏弘プロと親交があり、昨年からこのトーナメントに出場。「いつもお世話になっているので参加しています」。福島でジュニアのイベントも開いたりしているそうです。「東北に恩返しのつもりです」。ゴルフファンには歯切れのいい解説でおなじみのプロだけに、大会を盛り上げてくれました。  

初参加の高校生の感想、武田大会事務局長の抱負


武田事務局長が挨拶
 大会に初参加した高校生は「自分にない技を持つプロの方がいて、勉強になりました」「プロの攻めのゴルフを見せていただき、ありがとうございました」「攻めと粘りのゴルフを見せられました。自分に足りないものをプロのプレーで見ることができました」「プロから学んだことを、これから一生懸命に取り組みたいと思います」などの感想を話しました。高校生にとって貴重な体験になったようです。

 大会事務局長の武田満さんは、石巻のニチニチ製薬株式会社東北支社長。自身の家は半壊、会社も実家も津波の被害を受けましたが、ゴルフをすることで復興への意欲を高めました。そこで被災した人びとにゴルフをすることで元気になってもらおうと、このチャリティプロアマ大会を企画し、渡邉馨おおさとゴルフ倶楽部競技委員長に相談。昨年から宮城オープンゴルフトーナメントを始めた経緯があります。来年に向けての構想では、アマチュアとジュニアの参加者を増やしたいという目標を掲げています。「プロとラウンドするというこういう場を生かしていきたい」。理想としてはプロ40人、アマ40人の参加規模を考えています。協賛金、協賛品を増やし、さらに充実した大会にしたいものです。

第3位の高田プロ
第4位タイの斉藤(和)プロ、古川プロ、斉藤プロ
スタート風景
おおさとGC4番ホール
おおさとGC1番ホール
スタッフの皆さんで記念写真
2013年「宮城オープンゴルフトーナメント」
 震災復興・宮城発、オープン参加トーナメント、チャリティーゴルフ大会として第2回目となる「宮城オープンゴルフトーナメント」は2013年7月14日(日)、15日(月)の2日間に渡り、宮城県黒川郡大郷町のおおさとゴルフ倶楽部で開催されました。運営はおおさとゴルフ倶楽部研修会が担当し、手作りながら震災復興を願う宮城のプロ、アマチュアゴルファーが一同に介し有意義な2日間となりました。

 第1日目の「プロアマチャリティー大会」にはアマチュアゴルファー66名、プロゴルファー11名の計77名が参加し、プロからのアドバイスを受けるなどアマチュアゴルファーにとって有意義な1日となりました。

 第2日目・15日(月)に開催された「宮城オープンゴルフトーナメント」にはアマチュアゴルファー84名、プロゴルファー35名の計119名が参加し賑やかに行われました。当日はあいにくの雨模様でしたがプロとの交流、親睦の中、素晴らしいラウンドとなり盛況に開催されました。2013年のプロの部チャンピオンには通算1アンダー・71で岩井亮磨プロが輝き、優勝賞金50万円を手にしました。アマチュアの部では遠藤祐也選手が通算イーブンパー・72で初優勝を飾り、副賞として岩手県オープンへの参加資格を獲得しました。

 また、本大会で集められた参加費の一部などが東日本大震災で被災した東北のジュニアゴルファーへ贈られることとなりました。宮城のアマチュアゴルファーとプロゴルファーの2日間の交流は笑顔の絶えない素晴らしい大会となり大盛況の内に閉幕となりました。

宮城オープンゴルフトーナメント2013成績
【プロの部】
順位 氏名 OUT IN TOTAL
優勝 岩井 亮磨 37 34 71
準優勝 今野 忠廣 35 36 71
3位 相澤 敏弘 34 37 71
4位 斎藤 和人 36 36 72
5位 中村 直俊 35 37 73
【アマチュアの部】
順位 氏名 OUT IN TOTAL
優勝 遠藤 祐也 33 39 72
準優勝 白出 高明 36 37 73
3位 松尾 洋輝 35 40 75
4位 近江 清志 38 39 77
5位 佐々木 浩 37 40 77
2012年「ONCE MORE GREEN CUP」
 2011年の東日本大震災以降、多くのゴルファーがゴルフから遠ざかってしまいました。ゴルフをこよなく愛する皆様に、震災前と同じようにゴルフを楽しむことで生活のリズムを取り戻し、心身の健康を維持していただきたいと考え、本トーナメント「ONCE MORE GREEN CUP」を企画いたしました。

 そして震災から約1年半後の2012年11月3日(土)、宮城県黒川郡大郷町の松島国際カントリークラブで、プロゴルファーの皆様をはじめ、多くの大会関係者、ご協賛各社のご協力の下、本トーナメントは華やかに開催されました。サッカーや野球等のプロスポーツ同様、憧れのプロとの交流は、皆様のゴルフライフをより楽しくより充実したものになると信じ、おかげさまで多くの皆様から好評をいただきました。本大会にご参加の皆様、大会関係者の皆様、ご協賛各社に厚く御礼申し上げます。

 私たちは本大会を足掛かりに今後は「ミニツアー」を開催したいと考えています。「ミニツアー」の実施を通して、楽しみながら地元のプロを応援し、ゴルフを通して震災復興につなげられるよう、今後も皆様にご支援、ご協力を賜りながら開催に向けて努力していきたいと考えております。